Doc-ja アーカイブ・プロジェクト:翻訳・ローカリゼーション BoF
開催概要
- 日時
- 2011-03-05 (土) 10:00-13:00
- 場所
- 早稲田大学西早稲田キャンパス63号館1Fロビー (OSC2011 Tokyo/Spring内)
- 対象者
- 翻訳・ローカリゼーションをおこなっている方や興味のある方
- 参加費など
- 無料 (事前登録は必要ありません)
- 連絡先
- Doc-ja Archive Project メーリングリスト (加入者のみ投稿可能) または bof@jnug.net (誰でも投稿可能)
翻訳・ローカリゼーションに興味のある個人や、実際に活動を行なっているプロジェクトの参加者の間で、お互いの意見などを交換する場を提供するものです。今後、イベント合わせでの継続的な開催を計画しており、連続企画の第1回となります。
内容
以下の二部構成です。発表を希望される方は下記連絡先までご連絡ください。PC 持ち込みによる発表 (プロジェクター・スクリーンは会場のものを利用) が可能です。
第一部 翻訳へのお誘い
翻訳プロジェクトが共通して抱える「毎年、一歳ずつ平均年齢が上がる」問題を打開すべく、ナウなヤングをゲットしようとします。プロジェクトの紹介、作業の実演などをおこないます。発表をしていただきたい内容としては、たとえば以下のようなものがあります。
- gettextプロセス例
- コミュニティの複数人翻訳管理プロセス例
- 既存データを使った翻訳例
第二部 BoF
翻訳プロジェクトが抱える問題について皆で議論します。参考までに、過去に議論された問題を挙げますが、以下に限定するものではありません。
- 国名、言語、通貨の訳語の統一
- プロジェクト運営の問題(モチベーションの維持)
- 品質向上のための取り組み(例:コミュニケーションの重要性)
- upstream との調整(例:フィードバックの方法)
- 変換ツールの使用
- 使えない場合もある(例:日本語が通らない)
- 構造化された文書では使えない場合がある
- プロジェクト間の連絡はどのようにするべきか
- 翻訳者を増やすにはどうしたらよいか
- 日本語翻訳関連の情報の集約化
当日配付ペーパーについて
事前に以下の質問に回答しておいていただけると、当日の配布資料に記載します。参考として www.NetBSD.ORG 翻訳プロジェクトの例を挙げておきます。
- プロジェクト名称 (www.NetBSD.ORG 翻訳プロジェクト)
- URL (http://www.jp.NetBSD.org/ja/JP/Project/www-ja/)
- 翻訳対象 (www.NetBSD.org のコンテンツ)
- 翻訳対象ファイル形式 (DocBook/XML)
- 参加したい場合の連絡先 (www-changes-ja@jp.NetBSD.org に subscribe)
- ちょっとした誤訳の指摘をするときの連絡先 (www@jp.NetBSD.org(非公開) または www-changes-ja@jp.NetBSD.org(公開))
- 問題点 (NetBSD.org 本家が翻訳を中止し、成果物を公開できていない)
- 欲しい人材 (NetBSD 時間 (問題解決に何年もかかる) を気にしない方)
発表一覧 (発表順、敬称略)
- GNOME Translation Project (草野貴之)
- NetBSD と翻訳(859) (蛯原純)
- Trans/L10n@Mozilla(dynamis)
- OmegaT (エラリー)
- Samba翻訳プロジェクト 紹介 (たかはしもとのぶ)
- PO ファイルで翻訳管理 (倉澤望 (鍋太郎))
- ZABBIX-JP コミュニティの翻訳話(782) (寺島広大)
- Perl (iwaim)
- The Battle for Wesnoth (iwaim)
- software localisation using translatewiki.net (青子守歌)
- メタウィキメディア翻訳プロジェクト (太田尚志)
ブース出展
- 翻訳/l10n よろず相談
関連セミナー
ITS+XLIFF=XMLの簡単翻訳!
- 日時
- 2011-03-04 (金) 11:00-11:45
- 場所
- 早稲田大学西早稲田キャンパス 61号館 214 (OSC2011 Tokyo/Spring内)
- 対象者
- FOSSコミュニティーで活躍される翻訳者、l10n担当、自由ソフトが使いたいフリーランスの翻訳者や翻訳会社
- 講師
- エラリー ジャンクリストフ (OmegaTプロジェクト)
ITS と XLIFF という技術を使って任意のXML形式を翻訳しましょう!OmegaT と OkapiFramework を使ってみよう…