1998/6/23
Windows95 のマシンから、lpdの走っているネットワークプリンタ(例: Fuji Xerox Laser Press4150ps)に、pmlpr というフリーソフトウェアを使って印刷するための設定例を以下に示します。
アプリケーションプログラムから、プリンタに印刷する代わりに、ファイルに保存し、pmlprがそのファイルを自動的に、ネットワークプリンタに出力します。自動的にというのがミソです。
まず、pmlpr というプログラムを入手します。URLは次のとおりです。
ftp://ftp.sunet.se/pub/pc/windows/pmlpr/
http://ftp.sunet.se/ftp/pub/pc/windows/pmlpr/
ftp://ftp.kuis.kyoto-u.ac.jp/WINDOWS/winsock/pmlpr/
インストーラーが付いてますので、必要な項目を入力します。入力した項目はメモってなかったので、各自対応願います。適当に入力しても、以下の手順を実行すれば適切に再設定できるものと思います。インストールが完了したら、 pmlpr のフォームを開きます。
Num Host Name Queue Status
1 xxx.xxx.xxx.xxx lp Ready
のように表示されます。これは Queue のリストです。
[Configure|Display/Update Basic Info]を選択します。すると、[Basic Configuration]というダイヤログがポップアップします。Local Host Name: に、自分自身のマシン名を入れます。(例:mmpc02)。Local User Name: に、自分の名前を入れます。(例:kawamata)
<Update>ボタンをクリックします。
[Queues|Display/Update Queue]を選択します。すると、[Display and Update Queue]というダイヤログがポップアップします。
Host: に、lpdの走っているプリンタ名を入れます。(例: 000.000.000.000)
Queue: に、lp と入力します。(これでいいのかどうかわからないけど、動いているから良しとする。UNIXマシンの場合はプリンタ名になるのかな?ようわからん)
Windows Print "Port" File in c:\spool\ に、プリンタドライバが出力するファイル名(後述)を入れます。(例: q01.ps)(c:\spool\ は、インストール時に指定したディレクトリです。インストーラが勝手に作ってくれます。これを変えたければ、ウインドウズディレクトリ(標準では\windows)にある、pmlpr.ini をエディットすればOKです。ただし、pmlpr.ini の修正をする時期は重要です。もし意味がわからなければ、そのまま我慢して使いましょう。)
Print Format: には、プリンターに合わせた項目をリストボックスから選びます。(例: o-postscript)
以上を設定したら、<Update>ボタンをクリックします。これで pmlpr の設定は終り(のはず)です。
続いて、プリンタドライバの設定です。プリンタに印刷する代わりに、pmlpr のスプールディレクトリ内のQueueファイルに出力するように設定します。設定は、次のように行います。
まず、プリンタ設定のフォルダをオープンします。(このやりかたはわかるよね?)使用したいプリンタを選んで右クリックし、プロパティを選択します。
<詳細>タグをクリックして、印刷先のポート: に、出力先を指定します。(例: c:\spool\q01.ps)
これで全ての設定が終了(のはず)です。
さっそく印刷してみましょう。できない場合は、
(1)私を怨まない。
(2)ネット上で助けを求める。
ことにしましょう。
参考までに、私のマシンの pmlpr.ini を添付します。IPアドレスだけマスクしてあります。
[General]
Left=8085
Top=0
Width=6570
Height=2895
DosTimer=0
Debug=0
SpoolDir=c:\spool\
LocalHost=mmpc02
User=kawamata
Caption=PMLPR
ConfirmExit=Y
[p01]
Host=xxx.xxx.xxx.xxx
Queue=lp
Device=q01.ps
PrintFormat=o
SuppressCtlD=N
LastEntryQueued=5
# 注 LastEntryQueued は、印刷する毎にインクリメントします。