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Ring Serverプロジェクトについて
2011/02/04 更新
1. Ring Server プロジェクトの目的
Ring Serverプロジェクトは、インターネットなどの高速ネットワーク環境を対象として、大規模なソフトウェアライブラリとソフトウェアの分散共同開発の支援を行う共通基盤技術を研究開発し、実際に運用することによりネットワーク社会に貢献することを目的とします。
2. Ring Server プロジェクトの業務内容
(1)プロジェクトの運営
Ring Serverプロジェクトが滞りなく進行するように運営します。
(2)Ring Serverの運用
Ring Serverは複数のファイルサーバの集合体です。構成図を以下に示します。
各サーバは、その役割によって次のように分類されます。
- ベースサーバ(Base servers)
- それぞれが同一の内容を保持するサーバです。ベースサーバのうち、国内外の著名なライブラリのサーバと直接接続してコピーするサーバをマスターサーバとバックアップサーバと呼んでいます。バックアップサーバは、マスターサーバがダウンしたときに代わりを務めます。
- ミラーサーバ(Mirror servers)
- ベースサーバのファイルの一部をコピーしているサーバです。ハードディスクのサイズは各サーバ毎に違います。
マスターサーバはプロジェクトに所属する複数のメンバーで運用しています。他のベースサーバ及び各ミラーサーバは、プロジェクトに参加している、各サーバの設置機関が管理、運用しています。
(3)大規模なソフトウェアライブラリの運用
国内外の著名なソフトウェアライブラリの複製(ミラーリング)や、Ring Serverプロジェクトのメンバーが独自に開発、収集したプログラムを公開します。具体的には、ミラーリングの許可を得るための交渉や、ミラーリングディレクトリの決定、ライブラリ(コンテンツ)の作成などを行います。
(4)ソフトウェアの分散共同開発の支援
ホームページ領域の提供、メーリングリストの提供、メールアーカイブの開設など。
(5)Ring Serverを実現するソフトウェアの開発
(6)成果の公開
Ring Serverプロジェクトで開発したプログラムやノウハウは広く公開します。最新の研究成果は、「Ring Serverプロジェクトの研究成果」をご覧下さい。
3. Ring Serverプロジェクトの体制
本プロジェクトはプロジェクトに興味を持つ団体(国立研究機関、大学、民間企業など)、個人の共同研究プロジェクトとして行われています。詳細は、「Ring Serverプロジェクトの組織」をご覧下さい。
4. 参加者募集
Ring Serverプロジェクトでは、次のような方の参加をお待ちしています。
- Ring Serverをミラーしたい(ハードディスクについては、2011年2月現在で約2TB以上使用していますが、今後のコンテンツの増加を考えると4TB以上の準備を推奨い
たします。また、実効10Mbps以上の回線を準備してください。詳細はこちらからお問い合わせください)
- JAVAやPerlのプログラミングが好きでたまらないから, RingServerプロジェクトでプログラムを書いてみたい
- 分散ファイルシステムに興味があるので、RingServerプロジェクトでシステムを構築してみたい
- フリーウエア収集ならまかせろ
- ファイルの検索について考え、RingServerプロジェクトで実装してみたい
- サーバーの構築,設定は朝飯前
- ソース付き自作フリーソフトウェアを公開したい
- 100倍カッコイイホームページを作ってやるぜ
- インターネットの文化について深く考えて、手を動かすことによりRingServerプロジェクトに貢献してみたい
- マシンとHDDと回線が余っていてしょうがないので提供したい
- インターネットの新技術を開発したので,ぜひともRingServerで試してみたい
- ドキュメントを書くのが大好きで、 RingServerプロジェクトでドキュメントをまとめてみたい
興味のある方は、「Ring Serverプロジェクトへの参加」をご覧下さい。
5. 問合せ先
Ring ServerあるいはRing Serverプロジェクトへのご意見、ご質問などは専用の連絡ページからご連絡下さい。
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