[cvs on Windows 95/NT Windows 95 で動作確認済み (NT では未確認)] * Windows 上で cvs を利用して開発に参加する際の注意 Windows 上で CVS を利用して SKK Openlab の開発に参加するときは、 Windows ネイティブの cvs.exe を利用してはいけません。理由を以下に述べ ます。 cvs ではリポジトリの行末コードは正規化されるので、Windows ネイティブの cvs.exe で checkout すると LF なファイルが CRLF になります。 Daredevil SKK は主に UNIX 上で開発されているので、主なファイルの行末コー ドは LF であり、Windows 専用のファイルのみ CRLF にしています。これらを Windows ネイティブの cvs.exe で update すると、LF は CRLF になり、CRLF は CRCRLF になってしまいます。 このように行末コードが変更されてしまうと、make.bat が実行できなくなっ たり、更に diff を取ったり patch を当てたりするときに不便なので、行末 コードを Windows native に正規化しない (UNIX と同様に扱う) cygwin の cvs.exe を利用する必要があるというわけです。 cygwin については、http://www.cygwin.com/ をご参照下さい。 * cygwin を利用する際の注意点 cygwin の setup で Default Text FileType を Unix に指定してインストー ルしましょう LF を LF のまま checkout するためには cygwin の cvs.exe をバイナリマウ ントした filesystem 上で使う必要があります。 cygwin root (正しい呼び方かどうか分かりませんが、cygwin をインストール する際の root directory です。ディフォルト値は c:/cygwin です) はバイ ナリマウントされていますので、c:/cygwin 以下のディレクトリに checkout すれば OK です。 バイナリマウントされているかどうかは cygwin の mount コマンドを実行す れば分かります。Flags に binmode と出ていればバイナリマウントされてい ます。 Device Directory Type Flags C:\cygwin\bin /usr/bin system binmode C:\cygwin\lib /usr/lib system binmode C:\cygwin / system binmode cygwin root があるドライブ以外のドライブをバイナリマウントするには、下 記のように設定して下さい。例えば d ドライブをマウントするのであれば、 以下のコマンドを実行します。 % umount / ; mount -b d: / 注1; .bashrc の行末コードは必ず LF にしておいて下さい。 注2; $TEMP が他のドライブにマウントされているときは $TEMP をバイナリマ ウントして下さい。例えば $TEMP=d:\tmp だとした場合、下記のように します。 % umount /tmp ; mount -b d:\tmp /tmp Local variables: mode: outline end: