MailUtl3
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MailUtl3 ユーザーズマニュアル (HTMLファイルです。アーカイブをダウンロードする前のちら見にどうぞ。)
ダウンロード mailutl3_3.0.0.11.zip (ユーザーズマニュアルが含まれています)
ビルドしたときのIndyのVersion: 10.1.6, DevSnapshot on January 19th 2007.
ユーザーズマニュアルの記述と矛盾しますが、ソースコードを同梱しています。
概要
- プロバイダのメールサーバを利用せず、エンドユーザーのコンピューターから直接送信されたと思われるメールを識別するプログラムです。
- エンドユーザーのコンピューターから直接送信されたかどうかの識別は、浅見秀雄さんの考案されたSelective SMTP Rejection (S25R) System を用いています。
- あなたのパソコンにMailUtl3をインストールすると、あなたがお使いのメールプログラムとメールサーバの間に入り、メールを中継します。中継する際、ヘッダに識別用のフィールドを追加します。
- エンドユーザーのコンピューターから直接送信されるメールの多くはスパムメールなので、MailUtl3はスパムメール識別プログラムの一種と言う事ができます。
- MailUtl3はコンテンツフィルタリングプログラムではありません。メール本文は一切関知しません。
長所
- メール本文を解析するタイプのPOP3 Proxyと違い、学習させなくて良いです。ただし、ホワイトリスト(実際上はメーラの振り分け設定)のメンテナンスが必要です。
短所
- 自分の利用するプロバイダのメールサーバに配信済のメールの送信先を逆引きするのでインターネット及びDNSサーバ群に負荷をかけます。
- 逆引きするのに時間がかかるため遅いです。ただし、定期的(例えば10分毎)にメールをチェックする設定の場合は気になりません。とはいえ、仕事から帰って最初にメールをダウンロードするときはどうしても待ち時間が気になります。目安として、メールサーバに溜まったメールの数が300通を超えると、忍耐の限界かもしれません。Becky!など、振り分けルールに正規表現を用いることができるメーラをお使いの方は、浅見秀雄さんの Becky!でスパムメールを自動的に90%以上捨てる方法 を利用した方が良いかもしれません。
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