最終更新日: 2008年5月25日
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MailUtl3はPOP3プロキシー(proxy)の一種です。 MailUtl3はあなたのメールクライアントのコマンドを受信し、それを実際のメールサーバ(POP3サーバ)に転送し、その応答を受信し、それをメールクライアントに返します。MailUtl3はメールコマンドと応答を中継します。 MailUtl3はいくつかの情報をメールヘッダに追加します。 この点で、MailUtl3は普通のプロキシープログラムと異なります。
POP3プロキシーとしてのMailUtl3についてさらに知りたい方は、POP3 proxy (英語)をご覧ください。
MailUtl3は、浅見秀雄氏の考案されたS25Rシステムにより、ある種の電子メールを識別することができます。S25Rシステムとその効果については、同氏のWEBページ http://www.gabacho-net.jp/anti-spam/ (日本語)をご覧ください。
配布パッケージを解凍する前に、MailUtl3をインストールするディレクトリを決めてください。 解凍するディレクトリが、MailUtl3のインストールディレクトリとなります。 MailUtl3はインストーラーを有しません。
MailUtl3の使用を終了するときは、解凍した全ファイルを手操作により削除してください。 MailUtl3はアンインストーラーを有さないので、あなたは自身の手で削除しなければなりません。
MailUtl3を使う上で要求される技術背景について説明します。 まず、MailUtl3への、サーバ情報の通知方法 (英語)を読んでください。
サーバ情報の通知方法を理解したら、コンフィギュレーションファイルの作成方法(英語)を読んでください。.
コンフィギュレーションファイルを作成したら、MailUtl3の設定(英語)を読んでください。
次のステップは、メールクライアントの設定です。いくつかのメールクライアントの例で説明します。
MailUtl3を最初に実行するときに、MailUtl3がファイアウォールでブロックされたことを示すダイアログが表示されます。 どんなダイアログが表示されるかは、ファイウォールの警告をご覧ください。 メールプログラムを実行するより先に、MailUtl3を実行してください。 MailUtl3がコマンドと応答を転送している間は、メールアイコンが回転します。
MailUtl3は以下の手順で終了します。
メールクライアント、MailUtl3、メールサーバ間のフロー図に興味のある方は、フロー ダイアグラム (英語)をご覧ください。
DNS問い合わせを行うことによるネットワークトラフィックとDNSサーバのリソース消費の増大について興味のある方は、Network traffice and DNS server's resource consumption (英語)をご覧ください。
MailUtl3はSTAT, LIST, RETR, DELE, RSET, QUIT, UIDL, USER そしてPASS コマンドを中継します。 MailUtl3は、NOOPコマンドに対して "+OK" を返しますが、現在のバージョンでは、実際のメールサーバには転送していません。
プログラムはDelphi言語(Delphi 6 Professional)で書かれています。Indy Version 10.1.6, DevSnapshot on January 19th 2007を使用しています。
MailUtl3を構成する著作物は2つに分類されます。Fumio Kawamataが著作権を有する著作物と、その他の人達又はグループが著作権を有する著作物です。
現バージョンは、ソースコードを同梱していません。将来的には、Fumio Kawamata's Open Laboratory (http://openlab.jp/fumio/)に掲載予定です。これは、あなたがソースコードを手に入れることができること意味します。 MailUtl3の中身を知りたい場合はそれまで待ってください。 ソースプログラムファイルは、GNU GPL verion 2で公開予定です.
MailUtl3あるいはこの文書についてご不明の点がございましたら fumio@my.email.ne.jp までお問い合わせください。 ただし、筆者は以下に示すようないくつかの種類のメールは読みません。
筆者はただの趣味のプログラマーで、プログラムやドキュメントは週末に書いてます。 アクティビティは低いです。速攻応答は期待しないでください。