パピーリナックス4.00(英語版)の発表とリリースノート
4.00ベーター版のみ(398)ついに起こりました!最新のパピーの「公式」リリースはバージョン3.01で、2007年10月15日でした。バージョン4.00のリリースが六ヶ月後と 言うのは今まで狂気的なスケジュールと比べれば非常に長いです。とにかく出来ました。ライブCDのファイル名は「puppy-4.00- seamonkey.iso」で、たったの83.3MBです。http://puppylinux.com/download/サイトからダウンロード出来ます。
六ヶ月間遊んでいた訳ではありません!今までの開発に沿った工程表の総括が以下の通りで、わたしの開発者ニュースページとリンクされてます:
- パピー3.01はSlackware12のバイナリパッケージからビルドしてましたが、パッケージサイズを縮小する為に4.00はT2プロジェクトのソースファイルから全部コンパイルしました。詳細
- GTK1 とTcl/TKを放棄しました。完全なGTK-2をベースにしたシステムを作り上げることを決定したからです。結果としては全体的に一貫したユーザイン ターフェイスが得られ、より一層ファイルサイズの縮小が出来たことを意味します。反面、一部のアプリケーションはGTK2の代替品を探さなくてはなりませんでした。 詳細
- ドキドキするGTK2の新しいアプリケーション:ePDFView(PDFビュア)、Pschedule(クローンGUI)、Osmo(個人用オーガナイザー)、 Pcdripper(オーディオCDリッパー)、RipOff(オーディオCDリッパー)、mhWaveEdit(オーディオエディタ)、Pburn(CD/DVD バーナ)、MTR(ルーチングトレーサ)、Pnethood(Sambaクライアント)、Pwireless(ワイヤレススキャナ)、pStopWatch(ストップ ワォッチ)、HomeBank(個人会計)、ExpenseTracker(個人会計)、ChmSee(CHMヘルプビュア)、Gmeasures(単位変換)、 Fotox(画像ビュア)、Gwhere(ディスク目録)、Prename(バッチ式ファイル改名)、gFnRename(バッチ式ファイル改名)、Pfind (ファイルサーチ)、Pprocess(プロセスマネージャ)、Chtheme(GTKテーマ選択)、HardInfo(ハード情報)、PcurlFtp (簡単なネットワークファイル共有)詳細、Ayttm(マルチプロトコール・チャットクライアント)、Gadm-Rsync、 WirelessAutoconnect。注:これは完全なリストでも無いし、特別な順序でも有りません。
- GTKのテーマ、JWMウィンドマネージャ、及びデスクトップ背景は完全に変更されました。「Desktop」メニューの中には外観に関する全ての 面を簡単に操作出来る「ChthemeーGTKテーマ選択」、「デスクトップアイコン変換」詳細、「JWM設定」詳細、「壁紙設定」があります。
- 新しいテーマ。GTKに「グラデーション-灰色」テーマとJWMに「グラデーション-灰色」を生成しました。感じの良い背景画像を加えて、これらは4.00のデフォルトです。
- ハード及びシステム関係の良い意味での改良:LCDモニタの分析度の自動選択、「高速ブート」ブートアップの高速化詳細 詳細 詳細、改良されたタイムゾーンの設定詳細、モデム検出とPupDial(wvdialのGUI)の改良 詳細 詳細、ネットワークウィザードのバッグフィックス 詳細 詳細 詳細 詳細、Xorgウィザードのバッグフィックス 詳細 詳細, 詳細、
ユニバーサルインストーラの改良 詳細、PETget(パッケージインストーラ)のバグフィックス。
- ドライバマウンタ「Pmount」の完全な書き換え。内在する「probepart」と「probedisk」スクリプトの書き換えと内在する代わりの「mut2」エンジンとの切り替えが出来るようになりました 詳細 詳細。デスクトップ上にある便利なドライブマウントアイコンと言う「HotPup」も含まれています詳細。
- 統一された「/dev/sd*」と「/dev/sr*」ドライブの名付け。パピーはより新しいリナックスカーネルの「libata PATA/SATA」モードを支持します。それはSATA、SCSI、IDEとUSBドライブが同じ「/dev/sd*」として名づけられます(光学ドライブは「/dev/sr*」)。パピーのスクリプトは自動的に新しいシステムでも古いシステムでも処理出来、パピーは問題なくどのタイプのカーネルからでもビルドすることが出来ます。
- 便利な新しいユーティリティ:「dmidecode」詳細、「asapmバッテリモニタ」詳細、「gtklogファイルビュア」詳細、 「mut2」詳細、「waitmax」詳細、「absvolume」詳細、完全な「df」ユーティリティ、「rsync」。
- カーネルはパヒー3.01と全く同じ「2.6.21.7」を使っています。「Squashfs」モジュールが「v3.2」から「v3.3」にアップグレードしただけです。パピー3.01でコンパイルされたモジュールは4.00でも使えるはずです。
- 数多くのバグフィックスと目立たない改良が一杯あります。幾つかは上述されてますが、多くは特別にここでは説明していませんが、わたしの開発者ニュースを読めば分かります。過去のパピーの全てのバージョンに影響を与えた小さなバグフィックスはタイプIフォントの問題です詳細。
パピーファンの中にはソフトの開発に熱中している人がいます。新しいパッケージをリストアップしましたが、既存のパケージの改良もあります。多数のパッケージはパピー愛好者の内部で生成され、ここで感謝の意を表したいです。フォーラムに目を通せば誰であるかは分かりますが、ここで特に「zigbert」氏に感謝の意を表したいと思います。彼は数多くのパッケージを作り、パピーコミュニティにすばらしい恩恵を与えました。
幾つかの「公式」4.00ライブCD
「標準」ビルドのパピー4.00のファイル名は「puppy-4.00-seamonkey.iso」で、サイズは83.3MBです。3.01の「標準」と比べると基本的には同じ機能で98.6MBです。しかし、カーネルドライバの数を切り下げた「puppy-4.00-seamonkey-cutzdrv.iso」と言う多少サイズの小さいファイルもビルドしました。このファイルを使っても不利は無いでしょう。何故なら、大多数のユーザが必要なドライバは含まれてます。ダイアルアップのユーザにお勧めします。最後に、「puppy-4.00retro-seamonkey-cutzdrv-k2.6.18.8.iso」をビルドしました。このファイルは古いバージョンのカーネルを使用し、ドライバの数も切り下げてます。幾つかの古いパソコンは「カーネル2.6.21.7」が使えませんので、この「レトロ」ビルドを使ってください。
その他の3.01以後のパピーリリース
3.01のリリース後、パピーコミュニティも活躍的でした。パピーの派生されたリリースが多数ありました。全部ここにリストアップすることは出来ませんが、コミュニティニュースページの発表をご覧ください。2?3個は開発者ニュースにメモしました。その内の一つは2.14Rで、バージョン2.14にパピーの最新の特徴をアップデートしました。この古いパピーは新しいカーネルバージョンに対応出来ない古いパソコンに適しています 詳細 詳細。バージョン3.01をベースにした「Muppyリナックス」、それはパピーの派生、も述べました 詳細。パピー3シリーズ(Slackware12とバイナリコンパチ)の次のバージョン3.02alphaも始まりました 詳細。
Dingo用のT2ビルドシステム
オリジナルパピーDingo4.00alpha1を生成する為に用いたT2の完全なパッケージとソースパッケージのダウンロードが出来ます。パピーの動作の確認後、その他の必要なパッケージのコンパイルに用い、それ故、ブートスタートアップの第一ステップとしてこのT2ビルドを用いる必要があります。しかし、この方法はパピーをソースから生成する方法ではないことに注意して下さい。 詳細.
Puppy Unleashed
これがお勧めの独自のパピーを作り上げる方法です。多数の改良を施してあります。 詳細.
よろしく!
Barry Kauler
www.puppylinux.com
注:本訳者:nyu 誤訳がありましたらお詫び致します。