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パピーリナックス4.30日本語版
リリースノート

パピーリナックス4.30日本語版は、本家版 Puppy Linux 4.30をベースに日本語フォーラムメンバーにより日本語環境で使いやすいようアレンジしたものです。 多くのアプリケーションが日本語表示となっているほかに本家版との相違がありますのでご注意ください。

本家版のリリースノートも併せてお読みください。

カーネル違いについて

パピーリナックス4.30日本語版には、カーネルバージョンのバージョンが異なる3種があります。 最新カーネルでは不具合がある場合、別のものも試してください。

本家版との相違

  1. 日本語ロケールは ja_JP.UTF-8 となります。本家版では ja_JP.utf8
  2. メインSFSファイル、追加SFSファイルの読み込み規則が本家と若干異なっています。
  3. 日本語版でメニューには現れないアプリがあります。(実行ファイルはありますが、メニューには表示していないアプリ)
  4. 日本語版だけの追加ソフト
  5. ドライブ認識の改善

    複数のHDDを装着している場合やUSBメモリ/HDDから起動した場合に、一部のドライブが初期に認識されない問題が本家版には存在します。 日本語版ではこの問題に改善を加えています。

Grub4Dosを使ったインストール

日本語版独自のブートローダGrub4Dosによって、パピーのインストールが簡単になりました。 ユニバーサルインストーラを使わずに、次の手順に依ってください。

  1. ライブCDから起動できる場合は、これから起動する。
  2. 内蔵ハードディスクのいずれかのパーティション(ファイルシステムは ntfs/vfat/ext2/ext3のいずれでも可)、あるいはUSBメモリのトップ階層に、(任意の名前でよいが)puppy420というフォルダ(ディレクトリ)を作る。 たとえば /mnt/sda1/pup430。Windowsからなら C:\pup430。
  3. 作ったフォルダ内にライブCDの中身をすべてコピー。

    (Windows上でコピーを行うと、ファイル名が PUP-430JP.SFS, ZP430305.SFS などと大文字になることがあります。 この場合、大文字小文字を正しく書き直す→ pup-430JP.sfs, zp430305.sfs など。VMLINUZと INITRD.GZも vmlinuz, initrd.gz と書き換える。 他のファイルはそのままでもよい。)

  4. メニュー>システム>Grub4Dosブートローダ を実行、すべてに「OK」
  5. これで内蔵HDDから起動してください。失敗するようならライブCDでふたたび起動してチェックしてください。

バグ報告

日本語版のバグやトラブルはパピーリナックス日本語フォーラムに報告願います。 本家版とは上記のほかにもスクリプトやアプリの多くが改変されています。 本家フォーラムに報告する場合は、必ずオリジナルの本家版で確認のうえで行ってください。

2009年10月
パピーリナックス日本語版開発チーム