up1date
-- Red Hat Linux用rpmパッケージダウンロードスクリプト
概要
「Red Hat Linux Errata・アッ
プデート」に表示されている「アドバイスID」を渡すと関連パッケージを
RingServerからダウンロードします。
アドバイスIDとパッケージファイル名の対応は本サイトの
ここを参照しています。
対応バージョン
Red Hat Linux 7.1/7.2/7.3/8.0
ダウンロードとインストール
ここからダウンロードしてください。どこにインス
トールしても動きますがPATHの通っているところがいいでしょう。
# cd /usr/local/sbin/
# wget http://openlab.jp/up1date/up1date
# chmod u+x up1date
準備
ダウンロードしたrpmパッケージを置くディレクトリが必要です。デフォルト
は ~/updates を利用しますので、up1dateを利用するユーザー(この例では
root)で作成してください。i386以外のアー
キテクチャを利用している場合は、スクリプト中の変数 arch も修正する必要
があります。変数 ringserverで特定のRingServerを指定することもできます
(デフォルトはDNSラウンドロビンになっています)。
# cd && mkdir updates
# ls -ld ~/updates
drwxr-xr-x 2 root root 1024 Feb 22 13:37 /root/updates
使い方
たとえば、 lynxパッケージのアップデート(
http://www.redhat.co.jp/support/errata/RHSA/RHSA-2003-029J.html
)に関するrpmパッケージをダウンロードしたい場合について説明します。上
記Webページには「アドバイスID」として「RHSA-2003:029-06」が書かれてい
ますが、最後の「-06」は使いませんので「RHSA-2003:029」と入力してくださ
い。また、該当ページのファイル名からJ.htmlを取り除いた「RHSA-2003-029」
でもOKです(こちらが分かりやすいのでおすすめ)。具体的には
# up1date RHSA-2003-029
と入力します。ディレクトリ ~/updates/バージョン番号/アドバイスID に関
連rpmパッケージがダウンロードされます。アドバイスIDは複数指定が可能で
す。ダウンロードが完了し、md5sumとの照合に問題がなければ各ファイル名の
右側に[ OK ]と表示されます。ダウンロードが完了すると rpm --test -Fvh
*.rpm でパッケージのアップグレードをテストします。実際に適用したい場合
は、手動でrpm -Fvh ~/updates/バージョン番号/アドバイスID/*.rpm と実行
してください。
!注意!
このスクリプトが参照しているパッケージリストは、
http://rhn.redhat.com/errata/
以下のWebページを元に作成されています。従ってこれら情報元のページの書
式が変更された場合、リストの維持ができなくなる可能性があります。もちろ
んスクリプト自体も無保証です。
連絡先
感想、バグレポートなどは up1date@nkmr.homelinux.net までお願いします。
$Id: index.html,v 1.2 2003/03/22 10:48:19 nkmr Exp $