日本語入力は、画面下のメニューバー右にあるキーボードアイコンをクリックするとプルアップメニューが出ます。「日本語-Anthy」を選択すると日本語入力ができます。あるいは、[Ctrl]キー+[Space]キーで切り替わります。
デスクトップ画面左上の、ホームアイコンをクリックすると起動するのがROXファイラです。シングルクリックで動きます。非常に軽く多機能です。パピーでは使う機会が一番多いアプリケーションです。
パピーのホームディレクトリは、/rootになります。ROXファイラの「目玉」ボタンを「左クリック」すると、ドットファイル(Windowsの隠しファイル)も表示されます。「右クリック」すると画像ファイルのサムネイルが表示されます。その他、ファイルの解凍、編集、リネーム、削除、新規ディレクトリの作成、などたくさんの機能がありますので実際にいろいろ試してみて下さい。
個人用保存ファイル(pup_save.2fs)を作ったパーティションは、/mnt/homeディレクトリになります。
ROXファイラメニューを日本語化して作ったISOファイルでCDを焼き、起動するとなぜかエラーメッセージが出るので、パピー日本語版ISOファイルではあえてメニューを日本語化していません。Gaimも同様であえて日本語化していません。ROXファイラー(Version 2.5)を日本語化するには、既存の日本語訳ファイルを特定の場所に置きます。ファイル: ja.gmo 場所: /usr/local/apps/ROX-Filer/Messages/
(ja.gmoファイルは、日本語版ダウンロードサイトのpackagesディレクトリに置いてあります。このファイルをダウンロードすれば、下の手順1から4は省略できます。すぐ5、6、7を実行するだけで日本語メニューになります。)
パピーのGaimはバージョン1.5を使っています。メニューも英語です。日本語のメニューはバージョン2.0のベーター版があります。そのインストール方法を書きます。
メニュー -> ユーティリティ -> 保存ファイルのリサイズ で増やしたいサイズ(+16MB、+32MB、+64MB、+128MB、+256MB、+512MB)を選んで、OKするだけです。リブートすると容量が増えています。減らすことはできません。
パピーリナックスは、バージョン2.14からPET(Puppy's Extra Treats)というファイル管理に統一されました。インストール、アンインストールがとても簡単になりました。例としてOPERAブラウザをインストールしてみます。
1:パピーパッケージマネージャ(Puppy Package Manager)を開きます。デスクトップの「インストール」アイコンからも起動できます。起動したら「Click button to run tha PETget package manager」のアイコンをクリックします。(バージョン2.16からは、日本語になっています。)
2:PETget package manager画面になるので、一番大きなアイコンをクリックします。
3:窓が二つある画面になるので、左の一覧表からインストールしたいOpera-9.02_STATIC_QTファイルを選択して、「Add」ボタンを押します。すると選択されたファイルが右の窓に移動します。確認したら「OK」ボタンを押します。
4:パッケージの確認とダウンロードサイトの選択をします。
5:ダウンロードが始まり、インストールされます。
これでインストールは完了です。インストール完了メッセージにも書いてあるように、Operaはメニューエントリーが無いので、コンソールから # opera &
とするとエラーメッセージが出ますが、無視してそのままにしておくとOpera9.02が起動します。下の画面はOPERAの起動画面です。
1:メニュー -> ファイルマネージャ -> Pmount で Puppy drive mounterを起動します。少し時間がかかります。
2:マウントやアンマウントしたいドライブのアイコンをクリックするだけです。
メニュー -> ファイルマネージャ -> MUT メディアユーティリティツール を使ってマウントしたいドライブのMountボタンをクリックするとマウントできます。こちらの方がPmountよりも早いです。パピーのフォーラムでもどちらが好みか、意見が分かれています。