(6)愛犬家の皆さんからの情報

パピー日本語フォーラムに寄せられた愛犬家の皆さんからのいろいろな役立つ情報を掲載しています。「こんな事ができます。私はこうやっています。」という情報がありましたら日本語版フォーラムかメールを下さい。できるだけ原文のまま掲載します。


その1:USBメモリ版の簡単作成

提供:norianさん

CDから起動し、そのままメニュー → セットアップ → パピーユニバーサルインストーラー

ポイントは、挿したUSBメモリ(USBペン・ドライブ)を自分でマウントしないこと。アンマウント状態のまま、指示(日本語)に従っていけば必要なファイルをCDから自動コピーしてくれます。
この方法が一番簡単だと本家のページに書いてあります。

作業終了後
一度パソコンの電源を切り、そのままUSBメモリーで初起動させると "Do not unplug USB drive" といった警告が最初の数秒間表示されます。これは、CD起動の場合だと起動した後にCDを抜いてもかまわないということがあるので、あやまってUSBメモリを抜かさせないための警告でしょう。 USBメモリーから起動する場合、この警告は毎回表示されます。

シャットダウン時にデータの保存を問われます。データ保存した場合、次回以降はこの案内は表示されず、自動的に保存されます。保存用の容量は増加させる場合は変更できるので最初は少なめに設定してもかまわないと思います。

データの暗号化(高・低、2種類)を選択すると次回以降起動時にパスワードの入力を求められます。パスワードを忘れるとアウト。USBメモリー内の保存用ファイルを削除してしまえば、初起動時の動作になります。

提供:yasuo-sさん

USBメモリにインストールしてみましたが、私の使用しているマザーボードではそのままでは起動しませんでしたので追加した作業を書きます。

使用したUSBメモリ

1.バッファロー ClipDrive RUF2-M 256M
2.CFD販売 CUFD-H2G

手順

  1. AX3S PRO-UのBiosのバージョンを確認する
  2. R1.05より上の場合はR1.05にダウングレード
  3. Bios設定でUSB-ZIPをハードディスクよりも先に起動するように設定する
  4. KNOPPIXを起動
  5. コンソールを起動し"mkdiskimage -4 /dev/sda 0 64 32"と入力 (AX3S PRO-U(award bios)ではUSBメモリをZIPディスクの形式に合わせないとブートできないため) (/dev/sdaはシステムによって変わるので注意)
  6. GPartedを起動し、USBメモリ(/dev/sda)をFat16でフォーマット
  7. コンソールに戻り"syslinux /dev/sda4"と入力
  8. KNOPPIX終了
  9. CDをPuppyLinuxに差し替えてPuppyLinuxを起動
  10. メニュー→セットアップ→Puppyユニバーサルインストーラーを起動
  11. あとは今まで通りインストール
  12. USBメモリから起動する時はM/Bに直接繋がっているUSBコネクタに差さないと起動しない

起動時間計測(ようこそ、ワン、ワン!表示まで)

1.CDからの起動 :約1分52秒
2.USBメモリからの起動:約3分32秒

補足

CUFD-H2Gの場合は

mkdiskimage -4 /dev/sda 0 64 32

ではエラーが返ってきたので仕方なく

mkdiskimage -4 /dev/sda 1024 64 32

とした。この場合領域が1GBまでしか作成できない。

ご参考までに


その2:mtPaintで日本語文字を使う方法

提供:nyuさん

  1. mtPaintを起動する
  2. Past Textの「T」ボタンをクリックする
  3. フォントサイズを「40」にする ー このステップはスキップしてもよい
  4. 「Ctl+SPACE」でScim+Anthyを起動する
  5. Preview:のウィンドー内に「あいうえお」を入れる
  6. スペース・バーを叩く
  7. バックグランドが黒色に反転する
  8. その時、どんなキャラクターでも良いのですが、例としては「。」を叩く
  9. バックグランドが白色に戻る
  10. 「エンター・キー」を叩く
  11. 結果が画面にでる

その3:SeaMonkeyの日本語化

提供:nakaiyさん

非公式JLP配布サイトから日本語パッケージをダウンロードしてきます。
http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=14590

Puppy2.14の標準のSeaMonkeyのバージョンは1.06ですので、下記。
http://osdn.dl.sourceforge.jp/rm-f/22643/2006-10-30-03-1.0.6-seamonkey-jaospack-nl0.2.00.6110.9.xpi

1:SeaMonkeyでダウンロードしたファイルを開き、インストールします。

2:SeaMonkeyを一旦閉じ、次のコマンドを実行します。

/usr/lib/mozilla/mozilla-bin -UILocale ja-JP -contentLocale JP

3:これで日本語表示になるはずです。
参考スレッド: http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=14590


その4:パピーリナックスのビデオチュートリアルがあります

提供:nyuさん

Puppy Linux Video Tutorial
さて、パピーリナックスはまだまだ日本語の解説が少なく、ちょっとした設定変更もどうすればよいのか、いちいち調べなければなりません。ウェブを検索していてPuppy Linux Video Tutorial(http://rhinoweb.us/)というページがありました。デフォルトのウィンドウマネージャJWMでのPuppyのフラッシュビデオですがWinkで作ってあり英語がわからなくても理解でき便利です。


その5:ビットマップフォントのインストール

提供:nakaiyさん

PlamoLinuxのダウンロードサイトに、xbitmapfonts-0.0-i386-P1.tgzと言うファイルがあります。これをインストールし、Xがフォントパスとして認識するように指定すれば、上記のようなBitmapフォントを使用するプログラムでも日本語を表示できるようになります。 以下は、その手順の一例です。

  1. 解凍する。(usr/X11R6/lib/X11/fonts/Bitmap フォルダを /usr/X11R6/lib/X11/fonts/ フォルダへ)
  2. スタートメニュー → コントロールパネル より 「Xの設定(Gxset)」 を開きます。(実行コマンド: gxset)
  3. 「Font path」 タブを選択し、/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Bitmap を足します。(先ほど解凍したフォルダです)
  4. 「Save」ボタンを押し、/root/.xset.sh ファイルとして保存します。(そのままSaveボタンを押せばOK)
  5. X を再起動します。

これで、私の環境ではOperaが日本語を表示するようになりました。


その6:ちょっとしたシェルのカスタマイズ

提供:Kudo-RHさん

Puppyは標準でbashを使っており、とても便利なのですが.bashrc等をいじって手軽にカスタマイズができないのがちょっと不満だったので、下記のような方法で解決してみました。

  1. まず、/etc/passwdのrootのシェルをshからbashに変えることで、.bashrc等を有効にします。
  2. 次にシェル上で日本語表示させるために、/etc/profileのLANGをja_JP.UTF-8に変更します。

プロンプト等の変え方は/root/.bashrcを編集すればOKです。

. /etc/profile
alias ls='ls --color'
alias vi='vim'
PS1="[\u@\h \w]# "

などとします。以上です。

ちなみにurxvtの表示をカスタマイズするにはいくつか方法がありますが、いつもデスクトップのアイコンからターミナルを起動するのであれば、デスクトップ上の日本語ターミナルのアイコンを右クリックし、 Arguments to pass (for executables): のテキストボックス内に

-fg green -bg black

などと入れてやるのが一番簡単だと思います。以上、どなたかの参考になれば幸いです。


その7: 」が入力できない

提供:YoNさん

  1. メニュー|セットアップ|マウス/キーボードウィザード
  2. 国別のキーボードレイアウトの選択:「jp106」「OK」
  3. 以前の2文字方式のキーボードレイアウトの選択:「jp(Japan)」「OK」
  4. 高度なXキーボードの設定「OK」
  5. 「Main」「キーボードモデル」「jp106 japanese 106-key」「OK」
  6. 「Yes」を押すと新しい設定がすぐに反映します「Yes」「終了」

これで問題なく使えています。


その8: ゴミ箱の復活方法

提供:暇人さん

/usr/local/appsの中のTrashをデスクトップにドラッグして名前を変更すればOK


皆さん、ありがとうございます。他にもございましたら、ご連絡下さい。

ヒント

1: USBメモリ版の簡単作成

2: mtPaintで日本語文字を使う方法

3: SeaMonkeyの日本語化

4: パピーリナックスのビデオチュートリアルがあります

5: ビットマップフォントのインストール

6: ちょっとしたシェルのカスタマイズ

7: 」が入力できない

8: ゴミ箱の復活方法

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