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3. はじめの設定

標準的にインストールした場合は、特段の設定なしに Emacs を起動するだけ で DDSKK が使える状態になります。 自動的に `skk-setup.el' というファイルが読み込まれ、設定されます (9)。 この自動設定によらずに手動で設定したい場合は、以下の説明を参照してください。
3.1 最も基本的な設定  
3.2 インクリメント検索の設定  
3.3 辞書サーバを使いたいときの設定  
3.4 DDSKK を Emacs の Input Method とする  

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3.1 最も基本的な設定

自動設定によらず手動で設定する場合は、次の内容を `~/.emacs.d/init.el' に書きま す(10)
 
(require 'skk-autoloads) ; XEmacs でパッケージとしてインストールした場合は不要
(global-set-key "\C-x\C-j" 'skk-mode)
(global-set-key "\C-xj" 'skk-auto-fill-mode)
(global-set-key "\C-xt" 'skk-tutorial)
辞書サーバを使わない場合は、辞書ファイルを指定する必要があります。
 
(setq skk-large-jisyo "/your/path/to/SKK-JISYO.L")
辞書サーバを使わない場合は Emacs のバッファに skk-large-jisyo が指 すファイルを取り込んで使用するためメモリ使用量が増加します。これが支障と なる場合は、上記の `SKK-JISYO.L' を `SKK-JISYO.M'、`SKK-JISYO.ML' 又 は `SKK-JISYO.S' に変更してください。 DDSKK 14.1 以降は辞書サーバを経由せずとも CDB 形式(11) の辞書ファイルを直接利用できるようになりました。CDB 形式辞書ファイル(12) を利用する場合は、以下のように指定してください。
 
(setq skk-cdb-large-jisyo "/your/path/to/SKK-JISYO.L.cdb")
変数 skk-large-jisyo と 変数 skk-cdb-large-jisyo を同時に指 定した場合は、標準では CDB 形式辞書ファイルの方が先に検索されます。これに関して は 5.10.3.1 辞書検索の設定の具体例 も参照してください。
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3.2 インクリメント検索の設定

基本的な設定は `skk-setup.el' が読み込まれた時点で完了しています (13)
ユーザ変数: skk-isearch-mode-enable
Non-nil なら SKK が ON になっているバッファで skk-isearch を有効 にします。デフォルトは t です。 nil に設定すると skk-isearch を無効にすることができます (14)
 
(setq skk-isearch-mode-enable nil)
この変数の値をシンボル 'always に設定すると、 SKK が ON になってい ないバッファでも skk-isearch を有効にします。
 
(setq skk-isearch-mode-enable 'always)

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3.3 辞書サーバを使いたいときの設定

辞書サーバを使いたいときは、`~/.skk' で以下のように設定します。
 
(setq skk-server-host "example.org")
(setq skk-server-portnum 1178)
ユーザ変数: skk-server-host
辞書サーバが起動しているホスト名又は IP アドレス。
ユーザ変数: skk-server-portnum
辞書サーバが使うポート番号。`/etc/services' に skkserv のエントリが 記述されていれば skk-server-portnum を指定する必要は無い。
辞書サーバが起動していなかったときに Emacs から skkserv プロセスを立ち上げる 事もできます。skk-server-inhibit-startup-servernil に する事でこの機能が有効になります。5.10.5 サーバ関連 も参照してください。 Emacs から立ち上げて利用する事ができる辞書サーバは、
 
skkserv [-p port] [jisyo]
のようなオプションを受け付け、inetd などを経由せず直接起動するものに限ら れます。 辞書サーバプログラムと辞書ファイルは、次のように設定します。
 
(setq skk-server-prog "/your/path/to/skkserv")
(setq skk-server-jisyo "/your/path/to/SKK-JISYO.L")
ユーザ変数: skk-server-prog
辞書サーバプログラムをフルパスで指定する。
ユーザ変数: skk-server-jisyo
辞書サーバに渡す辞書をフルパスで指定する。辞書サーバによっては独自の方法 で辞書ファイルを指定して emacs からの指定を無視するものもあります。 詳しくは各辞書サーバの説明書を読んで下さい。
これらの設定は、環境変数を利用して下記のようにすることもできます。
B シェルの場合 (sh, bash, ksh, zsh など)
 
export SKKSERVER=example.org
export SKKSERV=/your/path/to/skkserv
export SKK_JISYO=/your/path/to/SKK-JISYO.L
C シェルの場合 (csh, tcsh など)
 
setenv SKKSERVER example.org
setenv SKKSERV /your/path/to/skkserv
setenv SKK_JISYO /your/path/to/SKK-JISYO.L
関連項目: 2.6 辞書サーバの入手5.10.5 サーバ関連
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3.4 DDSKK を Emacs の Input Method とする

Emacs の標準キーバインドでは C-\ をタイプすると 関数 toggle-input-method を実行します。 この関数は、変数 default-input-method が指す input method をトグル切り替えします。 変数 default-input-method の値はおそらく "Japanese" であり、 結果として C-\ のタイプで LEIM (15) を on/off します。 使用可能な input method は M-x list-input-methods で確認することができ、 コマンド set-input-method を実行する (16) ことで input method を切り替えることができます。 ファイル `skk-leim.el' から生成されるファイル `skk-autoloads.el' で input method をふたつ追加しています。
"japanese-skk"
内容は (skk-mode 1) です。
"japanese-skk-auto-fill"
内容は (skk-auto-fill-mode 1) です。
ユーザ変数: default-input-method
Emacs 起動時の input method を DDSKK とするには、`~/.emacs.d/init.el' に
 
(setq default-input-method "japanese-skk")
と記述してください。

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